こんにちは!SOPHIE DESIGN WORKSのemiです。
最近「AI(人口知能)」という言葉をよく耳にするようになりましたね。
AIは私たちの生活に急速に浸透しつつありますが、実は日本人の利用率はまだまだ低いのが現状です。
先日総務省より発表されたデータによると、その数字はなんとたったの9%!
そんな衝撃的なデータが先日総務省より発表されました。
使ってみたいとは思うものの、「使い方がわからない」が、利用しない主な理由だったそうです。
かくいう私も、無料版のChatGPTと、サブスク登録しているAdobe社の画像生成を時々必要があって気が向けば使う、という超ライトユーザーでした。
しかし今はどっぷりとAIにハマってしまい、日々進化する機能などをワクワクしながら覚え、使っています。
このページの画像も全てAIで作りました!
そもそも画像生成AIとは?
今日は、その中でも特に面白い「画像生成AI」についてご紹介します。
画像生成AIとは簡単に言うと、言葉からイメージを作り出し、絵を描くことができるAIのことです。
例えばあなたが「かわいい猫の絵を描いて!」とAIにお願いするとします。
するとAIは、インターネット上で学習した膨大な数の「猫」の画像データを元に、あなたの指示にぴったりの、世界にたったひとつの猫の絵を描いてくれるのです。
まるで魔法みたいでしょ?
画像生成AIが絵を作る仕組み
画像生成AIの仕組みは少々複雑ですが、簡単に説明すると次の通りです。
AIはまず、インターネット上にある膨大な数の画像データを読み込み、「猫」や「犬」、「車」など、様々な物体がどんな形や色をしているのかを学習します。
あなたがAIに与えた言葉(例:可愛い猫の絵を描いて!)を分析し、どんな絵を描けばいいのかを理解します。
最後に、学習した知識とあなたの指示を元に、オリジナルの画像を生成します。
画像生成AIのおすすめ4選!
実際に画像生成AIを試してみたい方のために、いくつか有名なサービスをご紹介します。
Stable Diffusion(ステーブルディフュージョン)
誰でも簡単に高品質な画像を生成できる、人気のあるオープンソースのAIモデル。
操作方法が少々難解で、慣れるまでに少し時間が必要です。
画像生成AI Stable Diffusion — Stability AI Japan
Midjourney(ミッドジャーニー)
Discord(ディスコード)上で動作し、プロ品質の画像生成が可能なAIツール。
クオリティの高い画像生成ができ、人気です。また高度な設定が可能で、細かい調整ができます。
私はMidjourney一筋!!このサイトで使っている画像は全てここで作ってます。
月額10ドルから利用できます。
DALL-E 3(ダリ スリー)
OpenAIによって開発された高性能なAIで、より複雑な指示にも対応できます。
Adobe Firefly(アドビ ファイアフライ)
デザインソフト最大手の米Adobe社の画像生成AI。
学習には、オープンライセンスのコンテンツや著作権切れのコンテンツ、さらにAdobe Stockという自社サービスを使用しており、商用利用されても問題がないと発表されています。
Adobe Firefly – クリエイティブのための生成AI
Adobe Fireflyは、現時点では、著作権に関する取り組みが明確で、商用利用しやすい画像生成AIとして注目されています。
画像生成AIはあなたのクリエイティブを刺激する
画像生成AIは、絵を描くことをもっと身近で楽しいものにしてくれ、誰でもクリエイティビティを発揮できます!
- 想像を形にする
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頭の中のイメージを言葉で伝えれば、AIが絵にしてくれます。今まで表現できなかったアイデアを形にすることができる、強力なツールとなるでしょう。
- 創作活動をサポート
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デザイナーのアイデア出しや制作時間の短縮などに活用しています。
- 新しい表現の可能性
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写真やイラストをAIで加工することで、今までにない全く新しい表現を生み出すことも可能です。
使いこなせば、Webデザイナーの時短間違いなしです!
画像生成AIの活用事例
画像生成AIで作成した画像の活用法は無限大!活用事例の一部をご紹介します。
- マーケティング 商品の画像生成、広告バナーの作成
- クリエイティブ Webサイト制作、SNSアイコンの作成
- ゲーム開発 背景画像、キャラクターデザインの作成
- 仕事・教育 資料の挿絵、学習教材の画像作成
- エンターテイメント 漫画、小説の挿絵の作成、LINEスタンプの販売
活用事例はほんの一部です。アイデア次第で様々な場所で使えます!
画像生成AIはデザイナーと親和性が高い
Webデザインの制作と画像は切っても切れないもの。
制作依頼を受けてから、フリー素材サイトや画像ストックサービスなどで写真をピックアップしたり、再度別アングルで撮影をお願いしたりなど、画像に対する悩みと苦労はつきませんでした。
でも、画像生成AIをマスターすれば、文章入力するだけで生成できるため、制作時間の短縮ができてしまいます!
画像がない…で何度も挫折しかけました笑
画像生成AIの注意点
このように画像生成AIは本当にスゴい技術ですが、いくつか注意すべき点もあります。
- 著作権
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AIが生成した画像の著作権は誰にあるのか、まだ明確なルールが決まっていない部分もあります。
生成した画像を商用利用する場合は、特に注意が必要です。
- 倫理的な問題
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AIはインターネット上のデータから学習するため、偏見や差別を含む情報を学習している可能性があります。
例えば、フェイクニュースの作成や、なりすまし、詐欺などに利用される恐れがあります。
AIが出力する情報が全て正しいとは限らないことを理解しておきましょう。
- AIはあくまでも道具
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AIはあくまでも私たちのクリエイティブな活動を助けてくれる道具の一つです。
AIに頼りすぎるのではなく、自分自身の感性を大切にして創作活動を楽しみましょう。
AIの利用が普及するにつれて、日本のAIに関する法整備が求められています。
今後のどうなっていくか要チェックです。
まとめ
今回は「画像生成AI」についてお伝えしました。
現在は技術刷新が著しく早いので、3Dモデルや動画の生成など、応用範囲も広がっていくことでしょう。
画像生成AIは、私たちの創造力を無限に広げてくれる、まさに「魔法」!
特にドハマリしている「Midjourney(ミッドジャーニー)」は、ついつい時間を忘れて熱中してしまいます。笑
今後も少しずつAIについて発信していきますので、ご興味のある方はぜひチェックしてくださいね。
近い将来、個人でハ◯ウッド映画並みの長編が作れる時代が来るかもしれない!と思っています^^
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